こんにちは、ジンです。
投資できる金額が決まったら、長期投資と短期投資に資金を分けましょう。
理由としては、長期投資で安定的な収益を狙いつつ、短期投資で高い収益を狙い、全体的な投資リターン(収益)の底上げをするためです。
今日は、長期投資と短期投資について話をしていきます。
【目次】
長期投資と短期投資の比較
長期投資 | 短期投資 | |
分析方法 | ファンダメンタル分析 テクニカル分析 |
テクニカル分析 |
リスク・リターン | 中程度 | 大 |
複利効果 | 有 | 無 |
資金回転率 | 低い | 高い |
投資方法 | インデックス(投資信託) | アクティブ(株式、ETF) |
【長期投資】
長期投資とは長期間で、投資先企業の成長や新しいサービスなどによる企業価値の上昇に伴う株価の値上がり(キャピタルゲイン)と、保有期間中に得られる配当金など(インカムゲイン)を狙う投資法「プラスサム・ゲーム」をいいます。
長期保有するため、利息が利息を生む「複利効果」があります。複利は単利よりも投資効率に優れており、時間経過とともにパフォーマンスに大きな差が生じます。
【短期投資】
短期投資とは短期間で、買付価格と売却価格の差益を狙う投資法「ゼロサム・ゲーム」をいいます。
短期間で決済するため、長期保有と比べて一度全て現金にすることができたりして、流動性が高いのがメリットです。
投資資金を長期と短期に分ける
資金を長期投資(70%~90%)と短期投資(10%~30%)に分けましょう。
割合は下記の通り。
長期投資(内訳) |
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種類 | ①株式、社債、不動産 (先進国、新興国、ドル建てなど) |
②国債 (円、ドルなど) |
③コモディティ (金、銀、ビットコインなど) |
比率 | 40%~60% | 10%~30% | 20%~40% |
- 株式、社債、不動産
経済が成長しているときは、この部分の資産が増えます。また、歴史的に見ると、経済が成長している期間は後退している期間より長いので、この部分の投資割合が多くなります。 - 国債
経済が後退しているときに力を発揮します。 - コモディティ
金、銀、プラチナなどの貴金属、ビットコイン、エネルギーなど様々な対象があります。
まとめ
今回、長期投資と短期投資についてお話しました。それぞれの割合は自分自身の年齢と性格に応じて決めてください。例えば、20代~30代の人なら株式や不動産などの比重を多くしましょう。また、70代~80代の人であれば、国債や現金の比重を多めにします。もし、あなたの性格がストレスを感じやすい場合、安全資産(国債など)を多めにするといいと思います。