売買手数料などが総合証券会社と比べて大幅に安いことで、今や株式投資を行う個人投資家の多くがネット証券を利用しています。今回はネット証券の中でもおすすめのSBI証券と楽天証券についてお話します。
【目次】
口座開設数ランキング
出典:口座開設数や特徴でみる! ネット証券ランキング - Yahoo!ファイナンス
SBI証券の特徴
- 取引手数料が安い
- 外国株取扱国数が多い
- 米国株式・ETFの定期購入が可能
- IPO(新規上場株式)取扱銘柄数が多い
1.取引手数料が安い
主要ネット証券内では楽天証券と同様、手数料が安い。
手数料プランによるが、楽天証券とほぼ同額である。
2.外国株取引国数が多い
アップル、ビザ、LGグループなど世界各国の外国株式の取扱いがあり、取扱国数は主要ネット証券No.1!(2020/5/18現在)
米国株式約3,500銘柄、中国株式/HDR約1,400銘柄、韓国株式約60銘柄、ロシア株式約30銘柄、ベトナム株式約320銘柄、インドネシア株式約70銘柄、シンガポール株式約40銘柄、タイ株式約70銘柄、マレーシア株式約40銘柄、海外ETF約330銘柄
3.米国株式・ETFの定期購入が可能
SBI証券で取扱う米国株式(ADRを含む)、米国ETF全銘柄に設定した内容を元に、設定株数、または設定金額以内の単元株を定期的に買付を行うことができます。
買付イメージ
4.IPO(新規上場株式)取扱銘柄数が多い
SBI証券でのIPO銘柄の取扱数は証券業界でもダントツの86社!!
IPO最大のメリットは、成長性の見込まれる企業の株式を上場段階で購入でき、将来的な値上がり益を期待できるという点です。
IPOチャレンジポイントで当選確率アップ
新規上場株式のブックビルディング後の抽選・配分に外れた回数に応じて加算されるポイントです。次回以降のIPOお申し込み時に、ポイントをご使用いただくことでIPOが当選しやすくなります!
楽天証券の特徴
- 取引手数料が安い
- ポイントバックでお得
- クレジット払いで投資積立てができる
- SPUでさらにお得
- 無料で日経新聞が読める
1.取引手数料が安い
主要ネット証券内ではSBI証券と同様、手数料が安い。
手数料プランによるが、SBI証券とほぼ同額である。
2.ポイントバックでお得
国内株式手数料コースを超割コースにするだけで、取引手数料の1%をポイントバック!また、超割コースの大口優遇を達成すると、ポイントバックが2%になります。
さらに、貯まったポイントは国内株式(現物)などの購入に使える。
ポイントバック対象商品
- 国内株式取引(現物・信用)
- 外国株式取引(米国株式、中国株式、アセアン株式)
- 先物・OP取引(株価指数先物・OP、商品先物)
- 海外先物
- 金・プラチナ取引
3.クレジット払いで投資積立てができる
投資積立の引落方法としてクレジットカードで決済ができる。(毎月50,000円まで)
カード決済額100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与れされます。また、ポイントを使った積立ても同時に利用可能。
4.SPUでさらにお得
SPU=スーパーポイントアッププログラム
楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムです。
楽天証券ではポイントを使って投資信託を購入するとポイント+1倍(ポイント投資)SPUが付与されます。
クレジットカードの還元率が1%アップするような感じです。
5.無料で日経新聞が読める
楽天証券では、日本経済新聞社が提供するビジネスデータサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を下記の条件を満たせば無料で利用できる。
- 楽天証券を開設する
- スマホアプリ「iSPEED」を使う
メニュー>マーケット>日経テレコンをタップ
まとめ
SBI証券は定期買付が可能だったり、楽天証券は利便性が高いなど、それぞれのメリットがあります。まずは両方の口座を開設し、取引の経験を積む中で自分に合ったほうをメインで利用していきましょう。口座開設に費用はかからないため、開設してから判断してもデメリットはありません。
それぞれの長所をうまく活用しながら、効率的に資産形成をしていくとよいでしょう。