こんにちは、ジンです。
今回は、多くの人がアメリカ(米国株式)を始める理由についてお話したい思います。
【目次】
理由①:人口が増加している
日本では少子高齢化が叫ばれていますが、アメリカの人口は右肩上がりに増加しています。
人口が増えると労働人口が増え、消費も増え、GDPも増えるなど人口増加にともなった成長が期待できます。
また、アメリカでは1.7~2.1程度の出生率を維持しており、若者や働き世代が多い状態です。
理由②:アメリカ経済は成長を続けている
まず最大のメリットとして「米国市場は基本的に右肩上がり」という点が挙げられます。
また、米国株式は世界株式市場で半数以上を占め、圧倒的シェアを誇ります。
理由③:世界に広がる大企業
アメリカならではの高いブランド力(アップル、Google、Amazonなど)と高いシェアを有した国際的な大企業が多いです。こうした企業は、厳しい競争環境を切り抜け、かつ、新しい商品やサービスを開発・投入するための資金力があると考えられます。
企業名 | 時価総額 (兆円)※ |
どんな会社? |
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アップル | 132 | スマホの「iPhone」、スマートテレビ「Apple TV」などを展開。 音楽配信の「Apple Music」など、サービスの規模拡大を目指す。 |
マイクロソフト | 136 | オフィス向けソフトウェアを展開。 利用期間ベースで使用料を受取るモデルへの移行が進む。 クラウドサービスの「Azure」が成長中。 |
アマゾン・ドット・コム | 103 | ネットショッピングの有料会員数増加中。 配送強化やインドでの規模拡大を図る。 高シェアのクラウドサービス「AWS」拡大中。 |
アルファベット | 101 | 傘下の「グーグル」は検索エンジン首位。 収益の大半は広告。 世界で利用される動画配信「YouTube」では有料月額サービスも提供。 |
ビザ | 39 | クレジットカードの決済ネットワークを提供。 タッチ型クレジットカード決済の促進や、フィンテック企業との提携を進めている。 |
ウォルト・ディズニー | 23 | 「スター・ウォーズ」のルーカスフィルムやピクサーを過去に買収しコンテンツ拡充。 2019年に動画配信サービス「ディズニー・プラス」を開始。 |
【参考】トヨタ自動車 | 23 | 日本の自動車製造大手。 4輪世界首位級。 |
※図の時価総額は2020年2月28日時点、時価総額は「株価×発行済株式数」で算出されるもので、その企業の株式価値を表しています。
理由④:株主に還元
アメリカ企業は株主に還元する傾向があります。日本で25年以上連続増配をしている企業は「花王」1社のみに対し、米国には「56社」もあります。(2021年4月現在)米国には「配当貴族」(25年以上連続増配)・「配当王」(50年以上連続増配)と呼ばれる優良銘柄があることからも、株主への還元努力が伺えます。しかも、花王の配当利回りは1.63%と低めであるのに対し、連続増配の米国企業は高配当が多いのも特徴的です。
まとめ
米国株はいくつもの経済危機の荒波を乗り越えながら、成長を続けてきました。もちろん、今後もいくつもの経済危機が起こる可能性がある思います。
今後、人口減少する日本では介護やヘルスケアなど、特定な業界では無理なく売上を伸ばす可能性はありますが、人口が減る経済では「伸びる業界や企業を選ぶ目利き」が必要になってきます。それよりも、人口とともに市場全体が成長して、株主への利益を還元もちゃんとしてくれる米国株のほうが、投資はしやすいと私は思います。